力学トレーニングは、サーボを実践する上でとても重要です。機械のどこにどんな力が作用するのか見極める目、つまりサーボ化対象を的確に把握する目を養うとともに、事象を理路整然と理解し整理するする力が養われるからです。
力学問題の答えは唯一あり、例え 異なった解法のプロセスをたどっても、筋道が正しければ、正しい答えにたどり着きます。人それぞれ 考え方は異なるので違うプロセスをたどって当然ですし、問題に直面した場合に 人それぞれの考え方(筋道の立て方)が役に立つと思います。
問題1
水平な面上に置かれた質量M(100kg)の物体1の角度30度の斜面上に質量m(30kg)の物体2が置かれています。水平な面と物体1下面との間の摩擦係数は(静止摩擦、動摩擦係数共一定の)0.2、物体1斜面と物体2との間の摩擦係数は0(摩擦無し)とします。
この時、物体2が滑り落ちて、(垂直方向に0.1m下の)A点に到達した場合の物体2の速度(の大きさ)はいくら(何m/s)でしょうか?
内容 | 力学トレーニング1-① |
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Eメール | hydro-servo-k@ab.auone-net.jp |
作者 | サーボバカセ |
アップロード日 | 2021年12月1日 |