油圧サーボ化プロセス2として、実際と同じように機能する油圧機械のシミュレータを構築します。
ここでは例として、サーボダイクッションのシミュレータを構築します。
サーボ化する(究極の自動制御を行う)場合、先ずサーボ化する相手(機械)を知ること、知って再現することが重要です。
以下に、サーボ弁を使用したサーボダイクッション・シミュレータのブロック線図を示します。
油圧機械のシミュレータを短時間で効率良く構築するため、このプロセスでは専用のソフトウェアを使用してブロック線図で構築します。ブロック線図は、後のプロセス(5)におけるサーボコントローラの(C言語による)ソフトウェア実装用の設計図にもなります。
また、パーソナルコンピュータなどコンピュータ内に、実時間で動作するバーチャル機械を構築することが可能です。これを実機の代わりに用いて、早期に安全に実験を進められます。